

サービス利用の流れを教えて!
なにごとにも、はじめの一歩には不安が付きまといます。それは宅配クリーニングにおいても同じ。クリーニングというお仕事は業者にお願いするとしても、自分自身で準備しなくてはならない段階で失敗しないかどうか? そういった心配をされているかもしれません。
宅配クリーニングって便利そう。そうは思っても、やはり体験してみないことには不安ですよね。今回は、ある宅配クリーニング業者の例を挙げ、各段階であなたが行わなければならないことをご説明します。これらはほとんどの業者に共通するものですので参考にしてみてください。
では、各段階において準備すべきこと、注意しなければならないことをお伝えいたします。
選んだサービスと衣服の点数はマッチしてる?
一番大切なのは、チョイスしたサービスと実際に送る枚数がマッチしているかどうかです。特に気を付けて頂きたいのが、スーツの取り扱い。上下1点ではなく、ジャケットを1点+スラックスを1点と数えるのが通常です。これを見誤ると、若干高めの追加料金が発生したり、もうひとつパックを追加したりしなければならないこともあるのです。
枚数チェックが終われば、紙袋やビニール袋にそれらの衣類を入れて集荷を待つ段階に入ります。ギリギリまで着用しなければならず、それでもクリーニングに出さなくてはならないものを入れ忘れないように注意しましょう。少し邪魔にはなりますが、玄関周辺でまとめておくと入れ忘れがなくなります。ここまでが最初に踏むべきステップです。
宅配業者が集荷用の段ボール箱を持ってきてくれます(事前に集荷用バッグを送ってくれる業者もあります)。集荷スタッフの方には玄関先で待ってもらい、手渡された箱の中にクリーニングを依頼する衣類を入れます。多少気まずい思いをするかもしれませんが、ここで再度枚数を数えながら箱詰めしてください。焦らなくても大丈夫です。段ボールを閉じるためのガムテープも手元に用意しておくと便利ですよ。
送り状に、ご自分のお名前・ご住所・電話番号を記入し、段ボール箱に貼りつけます。ここまでが、あなたご自身で行う作業。特に迷うことはないはずです。
もしも細かな疑問点があれば、事前にオーダーした宅配クリーニング業者に問い合わせをしておくと安心です。
すぐに返送せず「保管サービス」を依頼する場合は?
ネットや電話で申し込みをすると、「保管パックキット」が届きます。これに詰め、集荷を待つ(ないしはコンビニ発送)までは通常通り。ですが、2点だけ通常のクリーニングとは異なる点があります。
一つ目は、しみやキズの有無のチェック。指示シートにシミのある箇所やキズ・スレの見受けられる箇所を記入し、衣類の指定の場所に貼りつけます。たたみ仕上げやスラックスのセンタープレスもシールで伝達します。保管を依頼するという特殊性から、これらを依頼者・受託者で相互チェックするための仕組みです。
次に記入するのが「保管パック申込書」。返却希望日を記入し「お客様控え」ページを手元に残してください。
これらの作業が終わったらパックに詰め、送り状を入れたカードを結束バンドでパックに下げます。作業はこれでおしまいです。