リネットに実際に頼んでみた

低料金で人気のサービス!実際のところはどうなの?
数ある宅配クリーニングの中でも屈指の低価格サービスとして呼び声が高いリネット。通常料金はもとより、プレミアム会員となれば、通常料金からさらに20〜30%もお得になる。コストパフォーマンスでは期待が高いサービスです。(2015年9月時点)
Web申し込みから集荷まで
検品結果にびっくり!予想外に料金がかさむ結果に
リネットに依頼した洗濯物は以下。モノクロチェックのシャツワンピース、総レースのジャケット、水色のスカート、クリーム色のブラウス、カーキ色のワンピースの5点。ブラウスには口紅、スカートには墨汁、ワンピースには醤油でシミをつくっています。

リネットは衣類の種類によって料金が決まっています。公式サイトに「お洋服を数える必要はありません。ダンボールに入れて渡すだけ。」とあるように、段ボールに詰めて送ってしまえば、リネットで検品して料金を計算してくれるというもの。

申し込みはWebから。基本的には、入力欄に従って情報を入れていくだけですが、ところどころ選べない箇所が。一体なぜ?と思っていると、どうやらこれらは「プレミアム会員」用のサービスなのだそうです。
ちなみに、発送用のダンボールの用意はプレミアム会員からなので、一般の会員の場合は自分でダンボールを用意する必要があります。

翌日、指定時間通りに集荷されていきました。

さて、数日後検品結果がメールで到着。その額に正直驚きました!公式サイトに載っている料金表であらかじめ予算を計算していたのですが、そのときは4,570円相当(ブラウス570円、ワンピース1,140円×2、ジャケット860円、フレアスカート860円)を見積もっていたのですが、1,000円以上も高い5,800円で返ってくるとは思いませんでした。
内訳を詳しく見てみると、どうやらジャケットのレースや、スカートのフリル等の装飾品が追加の料金になっているようでした(写真の赤枠部分)。公式サイトをよく見ると、これらの追加料金に関してもしっかり書いてありました・・・。見落とし無念です。
また、表が崩れて左側に寄っていますが(一つ目の赤枠下方)、ワンピースも一着分ロングワンピースの料金になっていました。
自分自身がしっかり確認していなかったのが悪いのですが、検品結果にがっかり・・・。料金が定額でなく、検品次第のサービスはこうした“予算オーバー”のリスクもあるということがわかりました。
5日後、クリーニングが到着しました
配達は時間指定通り。Lenetのロゴが入ったダンボールに詰められて到着しました。

ダンボールを開けるとキレイに折りたたまれており、次回用の着払い伝票が入っていました。連続で頼む場合は嬉しい配慮ですね。

■クリーニング前

■クリーニング後

洗濯物を広げてみると、目に飛び込んできたのでは墨汁のシミでした。多少薄くはなっていますが、これはシミを落としたとは言えない状態です。
その他の口紅、醤油はキレイに落ちていました。
墨汁ほどの落ちにくいシミでなければ、十分利用価値はあるかと思います。
リネットの総合評価は?
| 値段:★☆☆☆☆ 5,800円と、今回の検証では最も高額に | |
| 対応:★★★☆☆ オプション料金が分かりにくいのがやや不親切 | |
| 手軽さ:★★☆☆☆ 通常会員とプレミアム会員で大きな差が |
Webサイト上での割引が目を引くリネットですが、実際に頼んでみたところ、思わぬ出費となってしまいました。依頼する前によく調べてから頼みましょう。
シミ抜きに関しては、落ちにくいものについては厳しい判定となってしまいました。
対応はおおむね良好、問題ナシですので、金額が揺れることのないワイシャツ等では便利に利用できるかと思います。




